【終活ガイド1級(上級)資格】検定試験の傾向と対策を解説

shukatsu-guide-1st-certification-test終活の資格
  • 終活ガイド1級資格の取得にチャレンジしようと思うけど、試験内容が分からないので合格するか不安
  • 終活ガイド1級資格試験は不合格でも何回でも再受験できると聞いているけど、だからこそ一発で合格したい

このような不安を抱えている人がいれば、以下の記事をお読みください。

終活ガイド1級資格は、3種類ある終活ガイド資格の中でも最上位に位置する資格です。試験問題は50問あり、そのうちほとんどは選択式問題ですが、一部記述式問題もあります。

合格するには50問中40問以上の正答が必要になります。難易度は高くなく、不合格になっても何度でも再挑戦できるとはいえ、できれば一発で合格したいですよね。本記事では、一発で合格できるように終活ガイド1級試験の傾向と対策を考えてみました。

一般社団法人 終活協議会によると、試験問題は50問とのことですが、私が2021年12月に受験した試験では51問ありました。記述式の問題(3問ありました)がどのように判定されているのかは不明ですが、合否のカギは選択式問題をきちんと正答することです。

終活ガイド1級試験対策の要は以下となります。

  • 2冊のテキストを精読する
  • 7つの試験分野と傾向を把握する
  • 試験の形式を把握する

では以下見ていきましょう。

本記事の執筆者について

小林です。終活ガイド1級を取得しています。詳しいプロフィールはこちら

終活ガイド1級講座向けテキスト2冊の精読

終活ガイド1級講座に申し込むと、各40ページのテキスト冊子が2冊届きます。(私が2021年12月に終活ガイド1級を受講したときは、名称が「終活ガイド上級」でした。)

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まずはこのテキストを精読しましょう。それぞれのテキスト内容は、「終活ガイド1級(上級)とは?資格検定、難易度を徹底解説」で記載していますので、そちらも参考にしてください。

テキスト内容は、後述する「終活ガイド1級試験問題の傾向」に沿った形で記載されています。終活の概念に慣れていない場合は、一度読んでもすぐに頭に入らないので、最低でも3回は読みたいものです

また、理解できない専門用語が出てきた場合は、テキストにマークしておき、自分でウェブを使って調べることをお勧めします。調べた内容はテキストの余白に追記しておきましょう。

試験中には、テキストを参照できます。ですので、テキスト内容を暗記しておかなくても良いのですが、試験中に不明な問題があった場合、テキストを十分に読んでおくと参照箇所をすばやく見つけることができます。

7つの試験分野と傾向を把握する

終活ガイド1級の試験問題を見てみると、以下のカテゴリーからまんべんなく出題されていることが分かります。

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  1. 終活の背景
  2. 医療
  3. 介護
  4. 年金と保険
  5. 相続
  6. 葬儀
  7. お墓

これらは、終活ガイド1級講座を受講するときに配布されるテキストで詳しく解説されています。

以下、試験対策の観点からそれぞれの項目を見ていきましょう。

終活の背景

  • 終活ブームの背景:おひとり様の高齢者や、一人暮らし世帯の増加
  • 高齢者の定義、割合:何歳からが高齢者なのか、人口に占める高齢者の割合はどのくらいか
  • 平均寿命:男女の平均寿命はどのくらいか

ポイント:

  • 人々の終活ブームや必要性が、どのような社会的背景からきているのか、を理解しておきます。
  • 日本での高齢者の割合と将来の傾向、男女の平均寿命を押さえておきます。

私が受験した試験問題には出ませんでしたが、平均寿命とともに押さえておきたい項目が、健康寿命です。なぜなら、平均寿命と健康寿命には差異があり、その差異が介護の必要性、さらには終活につながるためです。

医療

  • 日本人の死因:がん、心疾患、脳血管疾患、老衰など、どの死因があり何が多いのか
  • 尊厳死について:尊厳死とは何か、必要な準備は何か
  • 延命治療について:延命治療の考え方とは
  • 安楽死について:安楽死の考え方とは

ポイント:

  • 日本人で多い死因を把握しておきます。これは後述する「民間保険」にもかかわる項目です。
  • 尊厳死や延命治療では、その考え方を理解することで「終活する本人の意向の確認」につなげられます。意向をエンディングノートに記入しておけば、いざというときに家族が困ることを回避できます。

介護

  • 介護保険制度:目的は何か、対象者は誰か
  • 地域包括支援センターについて:何をしている組織なのか
  • 高齢者施設について:種類と特徴は何か。各施設の年齢・介護度要求も押さえておく
  • 認知症について:症状はどのようなものか。種類はどのくらいあるのか
  • 身元保証について:求められる内容とは何か

ポイント:

  • 介護保険の認定方法、介護度、対象者(被保険者)を理解しておきます。この知識は、高齢者施設でどの介護状態の人がどこに入居できるのか、に活かすことができます。
  • 施設に入るときに必要な身元保証で求められる内容も押さえておきましょう。

年金と保険

  • 国民年金について:加入期間、種類、給付
  • 公的保険について:年齢と自己負担割合
  • 私的保険について:医療保険特約、生命保険とその種類

ポイント:

  • 老齢年金は高齢者世帯の生活費のよりどころになっていますので、公的保険を理解しておくことは終活ガイドとして必須項目の一つです。
  • 国民年金、厚生年金の種類や内容を把握しておきましょう。
  • 公的保険も高齢者世帯には重要な保険です。何歳でどの程度の負担をするのかを押さえましょう。また、民間保険の種類と役割も把握しておきます。

相続

  • 相続の基本について:相続人・被相続人の定義、法定相続の意味、相続順位など
  • 遺言の種類について:遺言の種類
  • エンディングノートについて:エンディングノートの特徴
  • 公正証書について:公正証書とは何か
  • 後見人制度について:後見人制度とは何か
  • 生前整理について:生前整理の特徴、モノを増やさない施策
  • 遺品整理について:遺品整理の特徴、整理する対象物

ポイント:

  • 遺産分割をめぐりもめごとが起こりやすい分野です。相続は終活が必要なカテゴリーの筆頭格と言って良いでしょう。
  • 特に法定相続の意味、相続順位、遺言書の種類、後見人制度などは、終活ガイドとして優先的に理解しておくべき分野です。

葬儀

  • お葬式について:お葬式とは何か、種類、宗教・宗派
  • 互助会について:互助会とは何か
  • 喪主と施主について:喪主、施主の意味

ポイント:

  • 葬儀の種類、お葬式の流れ、宗派などを押さえておきます。お葬式では、遺族が慣れていないために手続きに手間取ったり、葬儀費用でトラブルにみまわれるなどの事例が発生しています。
  • 将来終活ガイドとして活躍する場面を想定して、互助会、喪主、施主などの項目も理解しておきます。

お墓

  • 墓地の種類について:誰がどの種類の墓地を管理するのか。
  • 埋葬方法について:近年増加している樹木葬や納骨堂、散骨などの特徴とは何か
  • 墓じまいの背景・手続きについて:墓じまいの背景、手続きなど

ポイント:

  • 墓地の種類(寺院墓地、公営墓地、民営墓地)とそれぞれの特徴を押さえましょう。
  • 埋葬方法(樹木葬、納骨堂、散骨、手元供養)のそれぞれについて理解しておきます。

試験の形式を把握する

私は昨年の12月に「終活ガイド上級(1級)試験」を受験しました。そのときの試験形式をまとめてみましょう。

  • 2択問題:2
  • 3択問題:42
  • 5択問題:2
  • 多項目選択問題:2
  • 記述式問題:3

合否の分かれ目は「3択問題をいかに正答するか」

上記を見ておわかりのように、3択問題が全体の8割以上を占めています。そのため、この3択問題をいかに正答するかが合否のキーポイントになります。

2択、3択、5択問題では、「誤り項目を指摘する」問題と、「正しい項目を選択する」問題があります。私が受験した2021年12月の試験では、以下の比率でした。

  • 誤り項目を指摘する問題:26
  • 正しい項目を指摘する問題:18

「誤り項目を指摘」する問題が多いことが分かります。誤っている項目を正しく選択するには、テキストの精読で十分に対応できます。正答を得るにはテキストに書いていなかったことや、常識的な判断をもとに選択すればOKです。

多項目選択問題」(選択すべき項目をすべて選択する問題)は2問のみです。比較的難易度の高い問題ですが、2問だけなので万一正答できなくても3択問題を正答できれば大丈夫です。

記述式問題」は「○○についてあなたの考えをお答えください」という内容の問題です。この問題は、各自の考えを問うものですので、型にはまった正解はないと推測されます。

この記述式問題が試験でどのように評価されるのかは不明ですが、空欄にするのではなく自分なりの考えを必ず記載しておきましょう。私の場合は、100文字くらいで解答しました。

試験終了後は問題をじっくり見直そう

問題を終活協議会に送信したら、問題と解答をPDFファイルとして保存できます。

合否にかかわらず、保存したPDFファイルの問題と解答を一つ一つチェックして、理解を深めておきましょう。このことが、合格後に終活ガイド上級として活躍するための下地の一つになります。

終活協議会は合否結果のみをメールで知らせてきます。「何問正答したか、どの設問を間違えたか」などの情報はありません。ですので、受験後の内容レビューは有益です。

終活ガイド1級(上級)受験時に参考になる書籍

終活ガイド1級を受講する際に有益だったのが、一般社団法人 終活協議会 代表理事の竹内義彦さんが著している「終活スペシャリストになろう」です。

今回見てきた7つの分野も分かりやすく記載されており、加えて終活ガイド1級の活躍内容、終活ガイド1級資格者の事例などをもカバーされています。

「終活スペシャリストになろう」については、「終活のプロになりたい人におススメの本『終活スペシャリストになろう』レビュー」で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

まとめ

以上、終活ガイド1級の試験問題対策を述べてきました。

すでに述べたとおり、2冊のテキストを精読すれば合格は容易でしょう。一つ付け加えるとすれば、「終活ガイド1級検定の合格はゴールではなくスタート」ということです。

終活ガイド1級は、合格後の活躍の余地が非常に大きい資格です。終活ガイド1級で勉強した内容を資格取得後に活かすという意識を持つことで、より実践的な知識が身につきます。

終活ガイド1級の受講は下記から申し込むことができます。

終活ガイド1級公式サイトはこちら

ではまた!

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